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TAKATA > TECHNOLOGY

STREET REGAL BELTS (ECE-R 16.04 / DOT-FMVSS 209)

 

TAKATA DRIFT IIおよびDRIFT IIIは純正シートベルトの動作を妨げることなく取付けられるユニークなモデルです。

純正シートベルトの取り外しを私たちは推奨しません。

DRIFTシリーズは欧州規格ECE R16.04、米国運輸省(DOT)、FMVSS(米国連邦自動車安全基準)209に基いて製造しています。

FMVSS 209はすべての公道上で合法的にシートベルトをお使いいただくための規格です。

このシリーズは米国の全ての州で必要とする要件を満たしています。(日本国内では公道上で使用することはできません。)

 

ベルトの取付けおよび操作手順のマニュアルは本サイトからダウンロード可能です。
ショルダーベルトを後部ベルトマウント位置に取り付けるため、DRIFTシリーズ装着後は後部座席を使用することができません。DRIFT IIおよびDRIFT IIIは高さ調整式ヘッドレストまたはベルト経路を確保できるシートに安全に取り付けることが可能です。一体化されたヘッドレストの外側にベルト経路をとると、事故を起こした際に衝撃で脱落する恐れがあります。

 


2inch LAP BELTS

 

2inchラップベルトはモータースポーツ界において世界中で最も認められています。Formula1、NASCAR、Indycarを始めとするほとんどすべてのプロシリーズを見ると、2inchラップベルトを使用しているドライバーが大部分でしょう。この傾向は、ポルシェ、BMW、その他のクラブマンカップでも愛用する方が増えています。


なぜ2inchウェビングが3inchに比べ効果的であるかを理解するためには、人体の形状を確認する必要があります。骨盤の一部で腰骨の一番高い部位は腸骨稜を呼ばれますが、2inchウェビングがこの腸骨稜による窪みに完全にはまり込むのに対し、3inchウェビングだと腸骨稜の上端にかかってしまいます。3inch幅は2inch幅よりも接触面積の割合が小さいため、衝撃時にベルトが骨盤と接触する部位においてさらに激しい挫傷を負うことになります。それに対し2inch幅は腸骨稜内に収まるので、25mmから50mm幅と同様の締め付けが確保されると同時に快適性は向上します。
調査によると、骨盤が補足されると時間が短くなるほど胸・頭部・首にかかる負担は小さくなります。2inch幅であれ3inch幅であれ、ウェビングはすべて同じホモロゲーションの負荷基準を満たしている必要があるため、2inch幅では強度が落ちるということはありません。
さらに追加の利点として2inch幅の場合、シェルシートのベルト開口部への干渉が少ないためアジャスターが動作させやすいこともあげられます。

 


 

ASM® ANTI SUB MARINING TECHNOLOGY

 

TAKATA ASMシステムには、4点式ハーネスに対して安全上の利点があります。ASM®はanti-submarining(潜り込み防止)の略語です。ラップベルト下へのくぐり抜けは、前方衝突の際に起こるよく知られた現象であり、ASM®システムによって大幅に軽減できます。衝撃を受けた際、ショルダーベルトに配置されたASM®システムによってエネルギー交換し、ベルトが開放され伸長することで上半身が捻れ、ラップベルトにテンションを加え潜り込み現象を防止します。上半身が捻れるように跳ね返ることで、胸をシートに押さえつけるのは純正3点式シートベルトと類似しています。
ASM®システムのない4点式ベルトは初期の衝撃をショルダーベルトで平均的に受け止め、その後ラップベルトをくぐり抜け身体を前方にスライドさせてしまいます。ASM®システム付き4点式ベルトなら事故の際、重症や死亡からドライバーを守ります。
ASM®システム付きDRIFTシリーズはFHRとの互換性はありません。HANS®はRACE 4ハーネスと共にお使いください。

 

 

TAKATA WEBBING

 

すべてのウェビングは同様に作られていません。すべてのTAKATAハーネスベルトのウェビングは特別に設計、TAKATA専用に製造されています。製造される各々のロットは、弊社の厳格な品質管理基準に合格しなければなりません。
TAKATAではポリエステル材料だけを使用しています。ポリエステルは紫外線からの影響に対して最小限の劣化で抑え、バッテリー液などの酸への耐性があるなどの大きな利点を持っています。TAKATAハーネスの性能は、気候に左右されることはありません。また、ポリエステルは力/伸びに対して優れた傾向を持つため、優れた設計がなされたウェビングは事故発生時により多くのエネルギーを分散することができます。

 

 

WEBBING CONSTRUCTION

 

TAKATAのウェビングには特殊な「形状記憶効果」が盛り込まれています。特に横方向に織り込まれたモノフィラメントは小型のリーフスプリングのような性能を発揮し、ウェビングをフラットに保持します。これにより、TAKATAウェビングの全幅に渡り荷重を十分に分散させることができます。さらに、このフィラメントが滑らかで丸みを帯びたエッジを形成するのに役立っています。

 

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